おととし上高地行きました。
到着日まで数日間、結構な雨が降ってて
梓川は割と激流。大正池がミルクコーヒー色。
どんより曇ったなか、なぜか焼岳に登ってきました。
何も見えないではないか。
ちなみにこんな日なんで登山客は、すれ違ったのが3人。
あとは尾根を縦走してたガチの2人のみ。
ときおり雨がぱらつく中、どんな格好をしてったかというと
①普通のタウンスニーカー
②綿のハーパン
③ビニールのポンチョ
かなりな「山の代表的なダメ装備」役満っぷり!
よく「こういう格好してったらNG」というのであがる代表例なんですが、
実際、なんでダメかを身を以て体験してまいりました。
①底がぺなぺなのスニーカー。
焼岳はガレ場が頂上付近にしかなくて、そこまで行かなかったので
スニーカーでもなんとか大丈夫でした。
下りは、段差で足首を痛めないようひやひや。
やっぱり下りはハイカットの底がしっかりした靴が欲しい。
②綿のハーパン。
最初小雨、下り途中から本降りになったので、
下半身ずぶ濡れ。夏場で、つねに行動してたから良いけれど、
かなり体温を奪われます。あれで風が吹いてたらと思うと。
そして足に重たくまとわりつく綿!!動きずらいったら。
③ビニールのポンチョ。
ゴアテックスじゃないポンチョです。
雨が本降りになってきたので着用しました。そのまま歩き始めて30分。
なぜかポンチョの内側が濡れてきました。
1時間後、もはや着てるのが意味ないくらい中はびしょ濡れ。
なんでか推測してみた。。どうやら、
運動して自分の身体から出た蒸気が、ポンチョの中にこもって、
内側に結露して、結果中がびしょぬれになってるみたい。
自分の身体から汗が出るのはわかりますが、
まさかこんなに蒸気が出ていたとは!
山登る人からしたら常識だと思いますが、超びっくり体験でした。
だからゴアテックスがあるのかー、とちょっと開眼。
そんな、どしゃめしゃな目にあいながらも、5Dを持って登っていたので
写真だけは撮ってます。松の新芽と雄花。かわいかー。
苔がすっげーいけてました。ふさふさしたのやら、ぺたぺたしたのやら。
ほかにも素敵な高山植物がたくさん。
天候が良くなりそうもないので、
山小屋で赤いきつねを食べて、そこで引き返すことに。
だってこんなだもん。笑
頂上まで行ったところで状況は変わるまい、と、Uターン。
装備もアレだし天候もこんななので、
もっと早い時点で引き返す予定だったのですが、
予想外にさくさく進めたので、山小屋まで来てしまったのだった。
ほんとダメな例。
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なんてことがあったのでした。
それからは、ロケや旅行前に、神保町でちょこちょこ
トレッキングシューズ買ったり、ゴアテックスの雨具買ったりして。
・山は登らないのに、なぜか基本の道具は持っている
状態になってしまったのだった。。
山なんて登らないよ〜、大変じゃん。家でゲームしてる方が楽しいよ。
おしまい。
帝国ホテルのロビー。
夕方の最終バスが行ってしまうと観光客がいなくなり、静かになります。
(ハイシーズンの昼は、ロビーがすっげー混んでる)
バーがとても良くて、バーテンダーさんは普段、
日比谷の帝国でシェーカーを振ってる人なので、味はばっちり。