数年前まで、お正月は一生懸命にお正月料理を作ろうとしてた。
お雑煮、海老、栗きんとん、伊達巻き、なます、
かまぼこ、かずのこ、お煮染め、金柑の甘煮とかとか。
それに蟹やら、お刺身とか、すき焼きとかメインをつけて。
お正月料理って、ぱっと見は「わっ!」となるんだけど
一巡食べると、次に食べたいものがない。
ご馳走なんだけど…とくに沢山食べたくはないというか。
おいしくない訳じゃないんだけど、
「これじゃない!」感が。
伊達巻きにいたっては、一巻き作ってしまうと、1月10日過ぎても
「まだ伊達巻き残ってる!!うわーんもそもそ」という
一人暮らし伊達巻き地獄に陥るのだ。
お節料理は伝統があって、家族や親族がそろって
お互いの健康や繁栄を祈る素敵な料理だけど、
一人で食べるのはちょっと違うかもなーと思った。
今年は自分が「食べたい!」と思うものを逆引きで作ってみました。
それから「一人分の分量でも、おいしくできるメニュー」。
全く正月料理じゃないけど、満足度はここ近年で最高ですたよ。
正月料理というより、正月ご飯。
ああいう料理を、猫を膝に乗せながら、こたつで食べれる店は
そうはあるまい。しかもテレビ見放題w
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今年の正月ご飯は、食材をちょっきり買う、というのも目標だった。
毎年、大晦日のスーパーの雰囲気に流されて
「あれも必要かも、これも必要かも!」と余分な食材を
買いすぎてしまう。罠である。
冷静に考えれば、スーパー、2日からやってるし。
今年はメインを絞ったので、今日の夜現在、冷蔵庫の中はかなり
整理されてるし、減りも順調。うれしー。
冷蔵庫の中に食べきれない食材が積み重なってるときの
焦燥感が堪え難い。
「これ、あんま食べたくないけど、とにかく消費しなきゃ!」と焦るより
「今日、何作ろう、スーパーで何買おう?」って、迷う自由の方が
よっぽど楽しい。
つーこって、明日は、ベトナムか中華が良いなーと
むふむふしながらメニューを考えております。
それか、鳥の唐揚げと、サラダの、普通のご飯。
やっぱりふつうのご飯がいちばんだな。