ほんでどーなったかというと、風台風で、
台北は直撃だったわりに、そこそこたいしたことなかった。
というのも、台湾の人たちは台風対策しっかりしとるから。
台北市内は1200本の街路樹が倒れたり、
倒れた街路灯や電柱、塀なんかが直撃した車が壊れたり、
窓ガラスが割れたり停電が起きたりはしましたが
翌日には何事もなかったかのように動いておりました。
警察の方が一人、落ちてきた瓦礫にあたって亡くなりました。
台中の方は雨がすごくて、ちょっと大変だったみたい。
深夜の2時半くらいが、台北市内のピークで
風が…風が…
竜でも通ってるんじゃないかってぐらい
風のかたまりが縦横無尽な感じで、
鉄筋コンクリートの頑丈なビルが風で
ぐらっときていました。
土曜の朝の8時にはすっかりおさまって、
窓から外をみると、巨大な看板が落ちていたり、
ガラスの屋根が粉々に割れていたり、あちらこちらが
ぼろぼろに。道路や公園は折れた枝でばさばさ。
テレビは金曜日からずっと台風特番で、
台風被害のことをずっと特集してるんだけど
ちょいちょいご当地っぽいニュースも。
・夜市のテントが沢山ふっとんで大変!
・金曜日は会社が早じまいなので、町中の食堂が大にぎわい!
・外は台風だから、映画館は大行列!
・土曜日の朝ご飯でも、食堂は大もうけ!台風をチャンスに!
なんやかんやいっても
台北の人たちは楽しんでるんじゃないかと思った土曜日。
金曜日の夕方に羽田に飛ぶはずだった知り合いは、
飛行機がまんまと欠航になり、うちに荷物とともにやってきました。
二年半台北で働いて、最後の帰国日にこの仕打ち。
とはいっても金曜日は、夜半まで外を出歩けるくらいの
天気だったので、二人で周辺を散策したり
オサレカフェを偵察したり(台風で閉まってた)
おいしい晴光意麺を食べたり(晴光市場のがダントツうまい)
常青餃子に行ってみたり、会社の半ドンを満喫しました。
土曜日は松山空港まで送りにいって、
そのままデパートに買い物に。
ユニクロに行き、無印に行き、東急ハンズをちょろ見し、
下のスーパーでパック寿司を買い、
メゾンカイザーでパンを買い。
お金さえ出せば日本と同じ生活が可能なのだった。
夜はKindleで読書。
進撃の巨人も、銀の匙も、新刊そのまま買えるでよ。
台湾に来てから何冊新しい本を買ったことか。
進撃といえば、こちらのECD(クリエーティブの偉い人)が
「どうして進撃の巨人は日本で人気がでたの?」と
聞いてきた。(その人も電子書籍で持ってた)
どうしてっすかね?